2021-06: データマネジメント協会日本支部 第10分科会説明資料(2021年8月25実施)
掲載:2021年8月26日
・Dama Japan Chapter 第10分科会(8/25 19:00~21:00)で以下の題目で説明実施したプレゼン資料です。
・題目 「データマネジメント成熟度評価/データモデル評価の考え方
当日の分科会は、Dama Japan会員19名の参加があり、データマネジメント成熟度モデル、データモデル成熟度評価に関して、
適用の考え方等、様々な視点での捉える方法を議論する機会になりました。
分科会内で議論したように、DM成熟度評価の実施/適用を考えるに当たっては、以下のような点を意識した計画が必要です。
・目的設定および結果の使用方法の明確化
・スコープの設定(対象部門、システム領域、時間的スパン)
・参加者(成熟度評価実施者、実務側の関係者)を含めた中での意図・内容理解のためのコミュニケーション実施
DMフレームワークは、ピンからキリまで幅広い内容を説明したものであり、外部的・客観的な立場から評価する位置付けで
あり、最初から説明されている全てを満たすこと(第5/第6レベル)を目指す必要はありません。自分達にとって必要な要素を
見極めた適切なテーラリング実行の視点で見るべきものだと思います。様々なリソース(人・費用・時間)に余裕のある大企業
向けの視点で見るのか、身の丈にあった形から取組むのかを見極める必要があります。
またフレームワークは、具体的な対策の考え方の参考書として考えることもできます。特にDMBoKの知識領域のプロセスの
説明は、そのような視点で書かれていると理解できます(但し、書かれていることが絶対的な正解とは限らない点に注意)。
いずれにしても各領域/ドメインを個別的に理解するだけでなく、領域間の関係を意識していることが重要です。
以上のような点を踏まえて、資料を参考にして下さい。
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